源氏物語「扇の主(修法など、またまたはじむべきことなど)」(夕顔)   解答(解説)

問1 aずほう・bしそく・cととうがみ・dさき

問2 源氏

問3 「たまへ」は惟光が「病者(惟光の母で源氏の乳母)」に敬意を表す謙譲語、「はべる」は惟光が源氏に敬意を表す丁寧語である。
下二活用をする「給ふ」は謙譲語、「思ふ」「見る」「聞く」などの連用形について、話し手が自己や自己側の者の動作をへりくだって言う意を表す。存じます、目に(耳に)いたします、見て(聞いて)…と存じます、…させていただきます、など。「侍り」は丁寧では、話し手(書き手」が聞き手(読み手)に敬意を表す。ここの「給へ」は連用形活用語尾が「へ」なので下二活用。)

問4 またいつもの源氏の色好みが始まったと思ったから。

問5 夕顔をのせた扇には持ち主の移り香がしみていて、上手に何気なく書き流してあり、歌の筆跡もいかにも上品で奥ゆかしく、意外なことだと興味深く思われたから。
(76字。源氏が強く心惹かれたようす、「ありつる扇御覧ずれば、もて馴らしたる移り香いとしみ深うなつかしくて、をかしうすさび書きたり。『心あてにそれかとぞ見る白露の光そヘたる夕顔の花』そこはかとなく書きまぎらはしたるもあてはかにゆゑづきたれば、いと思ひのほかにをかしうおぼえたまふ。」に着目できる。)

問6D興ざめしそうな身分の女ではあるまいか
  Fもっと近くに寄ってみてこそたしかにだれそれだともわかろう
  Gほんとうにはっきりと(源氏の君であると)思いあてられなさった横から見たお姿を見過ごすことなく、さっそく、(女は)歌をよんで(源氏の君の)注意をひいてみたのであるが、
  Hこうわざわざご返事があったので (「わざとめかす」はわざとらしく見えると言う意の動詞、ここでは、源氏が返事をくださったことを、深く心ある様子に見えるとしている。)

問7 平安 紫式部 彰子 藤原道長


源氏物語「扇の主」(夕顔)  解答用紙(プリントアウト用) へ

源氏物語「扇の主」(夕顔) 問題 へ

源氏物語「扇の主」(夕顔) 現代語訳 へ


トップページ 現代文のインデックス 古文のインデックス 古典文法のインデックス 漢文のインデックス 小論文のインデックス

「小説〜筋トレ国語勉強法」 「評論〜筋トレ国語勉強法」

マイブログ もっと、深くへ ! 日本語教師教養サプリ


プロフィール プライバシー・ポリシー  お問い合わせ






gtag('config', 'UA-163384217-5');