問1 時平が帝としめしあわせて、自分が悪者を演じ世に横行する華美の風潮を抑制したような、政治的な手腕や能力のこと。
( 「大和魂」は「漢才〈かんざえ〉」の対義語となる。「漢才」とは漢詩文についての才能、学問や教養の才能と考えてよい。ここで「大和魂」とは、時平が帝と共謀して贅沢の流行を抑えることができた、その実践的実用的手腕を評するもののようです。)
問2 B こじとみ、C みす
問3 @やむごとなし Aところ置く B隋身 Cやがて
問4 臣下最高の身分にある時平でさえ華美をとがめら(れ謹慎す)るようなことがあってはじめて、贅沢を好む風潮がおさまるだろう
( 「さて」は、ソウイウ風ニシテの意の副詞、時平でさえ華美をとがめらることを言う。「ばかり」は限定の副助詞、「があってはじめて」と訳した。 )
問5 どうやってお止めなさるのか
( 「とどめんとす」などが省略されている。「いかにして」は、いかに〈副詞〉+し〈サ変動」+て〈接助) 〉=ドノヨウニシテ・ドウヤッテ )
問6
(1)え ( 後に「打消しの語を伴って、〈〜シヨウトシテモ〉デキナイの意となる。 )
(2)その文書を手にとることができず ( 「文」は、文字、文字で書かれたもの〈手紙や文書や漢詩文など〉。 )
問7 (雷神になった)道真が、公人として(清涼殿に)落雷させては朝廷の秩序を乱し帝の威光に刃向かうこととなると憚ったこと。
(「道理の道筋の分別をお示しになった」が直訳。清涼殿に落雷させなかったのは、時平が偉かったからではなく、道真公が理非をお示しになったと解釈している。)
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