山崎正和「水の東西」  問題

【本文】 教科書などの本文の各形式段落の冒頭に、次のように算用数字を付してください。

  1「鹿おどし………

  2見ていると………

  3私はこの………

  4流れる水と………

  5そういえば………

  6時間的な水………

  7そういうこと………

  8西洋の空気は………

  9言うまでもなく………

  10見えない水と………

  11もし、流れを………

【問題】 〈〇段落・第〇文〉

問1 〈1・1〉A『「鹿おどし」が動いているのを見ると、その愛嬌の中に、なんとなく人生のけだるさのようなものを感じることがある』とは、「鹿おどし」のどういうところが「人生のけだるさのようなもの」を感じるのか。簡潔に説明しなさい。★★★

問2 〈5・2〉 B「噴水はさまざまな趣向を凝らして風景の中心になっている」とあるが、では、日本の庭園では何が中心で、「鹿おどし」はどういう存在なのか。 簡潔に説明しなさい。★★★

問3 〈11・2〉C『あの「鹿おどし」は、日本人が水を鑑賞する行為の極致を表す仕掛けだと言えるかもしれない』と筆者が考えるのはなぜか。その説明となる次の文の空欄に(空欄内の)指示に従い、本文から適当な語・語句を抜き出して記しなさい。★★

 日本人は、水の、【 一続きの7字の語句を 】を美しいと感じ、さらには【 一続きの4字の語句を 】水を【 2字の熟語を 】的に味わおうとする【 2字の熟語 】を持つが、「鹿おどし」は音と音との間に【 一続きの4字の語句を 】を【 2字の熟語を 】的に味わわせる仕掛けで、日本人の【 2字の熟語 】と合っているから。


advanced Q.1 〈9・3〉それの指示内容を15字程度で記せ。

advanced Q.2 〈10・1〉我々は水を実感するのに、もはや水を見る必要さえないと言える理由を、本文中の語を用いて50字前後で記せ。


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山崎正和「水の東西」  exercise

【本文】 教科書などの本文の各形式段落の冒頭に、次のように算用数字を付してください。ただし、4、6、10は【 空 欄 】とします。解答を実践する際は、別途、問題文を作成するなどしてしてください。

  1「鹿おどし………

  2見ていると………

  3私はこの………

  4【    T    】

  5そういえば………

  6【    U    】

  7そういうこと………

  8西洋の空気は………

  9言うまでもなく………

  10【    V    】

  11もし、流れを………

【問題】 〈〇段落・第〇文〉

問1 abcgiのカタカナ部を漢字で書きなさい。

  ・(1.最後)緊張が一気に解けて水受けが aね上がるとき、竹が石をたたいて、こおんと、くぐもった優しい音を立てるのである。
  ・(3.3)だが、ニューヨークの銀行では人々はあまりに忙しすぎて、一つの音と次の音との長い bカンカクを聞くゆとりはなさそうであった。
  ・(5.2)ちょっと名のある庭園に行けば、噴水はさまざまな趣向を cらして風景の中心になっている。   ・(8.最後)日本人にとって水は自然に流れる姿が美しいのであり、圧縮したりねじ曲げたり、粘土のように造型する gタイショウではなかったのであろう。
  ・(9.最後)それは外界に対する受動的な iタイドというよりは、積極的に、形なきものを恐れない心の現れではなかっただろうか。

問2 efkの空欄に入る適当な語を次の中から選び、記号で答えよ。

  ・(7.3)伝統は d恐ろしいもので現代の都会でも、日本の噴水は(    )西洋のものほど美しくない。
  ・(8.3)(    )、人工的な滝を作った日本人が、噴水を作らなかった理由は、そういう外面的な事情ばかりではなかったように思われる。
  ・(11.1)(    )、流れを感じることだけが大切なのだとしたら、我々は水を実感するのに、もはや水を見る必要さえないと言える。われる。

    e…ア ほとんど イ やはり ウ とても エすこし
    f…ア だが   イ だから ウ つまり エ そこで
    k…ア おそらく イ しかし ウ そして エ もし

問3 dhjそれぞれの、本文中の意味として適当なものを、次から選び記号で答えよ。

  ・(7.3)伝統は d恐ろしいもので現代の都会でも、日本の噴水は(  e  )西洋のものほど美しくない。そのせいか東京でも大阪でも、町の広場はどことなく 間が抜けて、表情に乏しいのである。
  ・(9.2)そうして、形がないということについて、 h恐らく日本人は西洋人と違った独特の好みを持っていたのである。
  ・(9.最後)それは外界に対する受動的な iタイドというよりは、積極的に、形なきものを j恐れない心の現れではなかっただろうか。

    ア おおかた     イ 慎まれる      ウ 大したものだ
    エ 不安を感じる   オ 危険に対する怯え

問4 (2.2)@「何事も起こらない徒労がまた一から始められる。」の@の「鹿おどし」の様子から筆者はどのようなものを感じているか、本文中から15字以内で抜き出せ。

問5 (2.3)A「ただ、曇った音響が時を刻んで、庭の静寂と時間の長さをいやがうえにも引き立てるだけである。」のAについて、音と静寂を結びつけた俳句の例を次から選び、記号で答えよ。

    ア あらたふと青葉若葉の日の光   イ 荒海や佐渡に横たふ天の川
    ウ さみだれを集めて早し最上川   エ 古池や蛙とびこむ水の音

問6 (7.4)「そのせいか東京でも大阪でも、町の広場はどことなく B間が抜けて、表情に乏しいのである。」のBの原因は何か、本文の趣旨に即して20字程度で説明しなさい。

問7 (9.2)「そうして、形がないということについて、 h恐らく C日本人は西洋人と違った独特の好みを持っていたのである。」のCで、日本人は具体的にはどういう「好み」持っていたのか、適切な語句を本文中から抜き出し『…という好み』という形で記せ。

問8 (9.3)D「D行雲流水」と近い意味となる本文中の語句を10以上15字以内で抜き出せ。

問9 (9.最後)E「それは外界に対する受動的なタイドというよりは、積極的に、形なきものを恐れない心の現れではなかっただろうか。」のEの指示内容を15字程度で記せ。

問10 (11.1)「(  k  )、流れを感じることだけが大切なのだとしたら、 F我々は水を実感するのに、もはや水を見る必要さえないと言える。」のFのように言える理由を、本文中の語を用いて50字以内で記せ。

問11 空欄のTUVには次のどの語句が入るか、記号で答えよ。

    ア 伝統的な水と、現代の水。     イ 見えない水と、目に見える水。
    ウ 素朴な水と、洗練された水。    エ 流れる水と、噴き上げる水。
    オ 理知的な水と、感性的な水。    カ 時間的な水と、空間的な水。

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