古典文法 入門


 文法、時間を割いているのに分からない、ニガテだと嘆いている人が多いようです。その人たちの共通点は、正しい勉強の手順を踏んでいないことです。どういう手順で進んでいけばよいかを説明します。持っている文法のテキスト、どれでも構いませんので活用してください。

 まず、動詞の活用を習得することを、第一の目標にしてみてください。動詞の下にはよく助動詞がついていますが、その助動詞を見抜くには動詞の活用が分かっていなければなりません。また、動詞の活用を応用すれば、助動詞の理解も順調に進みます。必要だと思うけど難しいそうだからとか、複雑だからそのうちにと後回しにしていて、文法ニガテと思い込んでいる人が多いようです。そんな人、まず、9種類の動詞の活用を突破してみてください。

 それに続いて、形容詞の活用、さらに、形容動詞の活用と進んでください。形容詞の活用は、ク活用とシク活用の2種ですが、やってみると分かりますが、実質1種です。形容動詞の活用は、ナリ活用とタリ活用の2種で、これは動詞のラ変活用と同形と分かります。30〜60分ほどで完了します。
 動詞・形容詞・形容動詞(用言)の活用、それほど時間はかかりません。TRY !

 そして、バーが高く見える助動詞の習得に入りますが、 動詞・形容詞・形容動詞(用言)の活用が頭に入っていたら、意外に容易に理解することができるなと思うはずです。
 案ずるより産むがやすし(始める前はあれこれ心配をするものだが、実際にやってみると案外たやすくできるものだということ)。文法が得意分野になります TRY !




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